■子どもたちの「今」を大切にしたレッスンのひとこま
夏の暑さが続くこの時期、大人でも体がだるくなりがちですが、教室に通う年中さんも例外ではありません。いつも元気いっぱいにあいさつしてくれる生徒さんが、この日は少し元気がありませんでした。お母さんからは「今日はお迎えが遅くなってしまい、車の中で寝てしまった」とのこと。ご機嫌もいまひとつで、教室に入るとピアノから一番遠いソファーへ直行し、寝転んでしまいました。
そんな時、無理にピアノを勧めるのではなく「今日は先生の演奏を聴く日にしよう」と提案。エレクトーンやピアノで、今流行っている曲や知っている曲を演奏すると、少しずつ体が動き出し、楽器の近くまで来てくれました。音楽の力が、疲れよりも興味を引き出してくれたようです。
■「やってみたい!」を応援する工作と音楽の時間
せっかく来てくれたので、何か楽しいことを…と、夏休みワークショップで準備していた紙皿カスタネット作りを提案すると、「作ってみたい!」と元気な声。絵を描くのが好きなお子さんなので、紙皿にかわいい猫の顔を描いてもらい、マグネットをつけてカスタネットが完成しました。頑張った成果が形になり、お子さんもお母さんも嬉しそうな様子でした。
ただ作って終わりではなく、作った楽器で音楽を楽しむのも音楽サークルの大切な時間。童謡「手をたたきましょう」を提案しましたが、こだわりのあるお子さんは、教室に新しく仲間入りしたスチールトングドラムを選択。「これがいい!」と自分の意思をしっかり伝えてくれました。動画撮影も「顔は写したくない」と自分の気持ちを表現してくれ、お母さんがカスタネット役で協力。演奏動画は近日中にYouTube「音のWAチャンネル」で公開予定です。
■YouTube『音のWAチャンネル』で音楽の輪を広げています
「音のWAチャンネル」では、生徒さんのレッスンの様子や演奏動画、大人のための歌声クラブ・アンサンブルクラブの活動、そして私自身のピアノやチェロ演奏など、さまざまな動画を投稿しています。直接お会いできない方にも、音楽の楽しさや元気をお届けできれば嬉しいです。お好きな曲や演奏で、少しでも元気になっていただけたら幸いです。
教室の雰囲気や活動内容も感じていただけるチャンネルですので、ぜひご覧ください。
音のWAチャンネルはこちら いいねやチャンネル登録も励みになります。
■「自分で選ぶ」「自分の気持ちを伝える」力を育てたい
今回のレッスンを通して改めて感じたのは、どんなに小さなお子さんでも、また発達障害があっても、必ず「意思」があるということ。安心して自分の思いを言える場でありたいと考えています。「自分で選ぶ」「これはイヤ」と伝える力は、将来必ず役立つ大切な力です。レッスンの中でも、ちょっとした場面で「どちらがいい?」と選ばせることを大切にしています。
お母さんの「させたい」「選ばせたい」という気持ちも大切にしつつ、お子さん自身の気持ちや選択を尊重できるよう、これからもサポートしていきます。音楽を通じて、お子さんの成長や意思表現を一緒に見守っていきましょう。
※レッスンや活動内容についてのご質問・ご相談はいつでもお気軽にご連絡ください